東京は南青山の岡本太郎記念館に行ってきました。岡本太郎(1911~1996年)先生が40年以上暮らした自宅、アトリエが、没後、小さな美術館として公開されました。1998年のことです。先生の爆発するような作品がぎっしり詰まっており、それらを身近に観ることができます。
私は月曜の昼をまたいで訪れました。近くの根津美術館の休館日なので、こちらに流れる人も多いのではないかと少々不安でしたが、そこまで混み合っているという感じではありませんでした。
ここは、写真撮影もOKです。アートファンのみならず、フォトグラファーの方も、じっくり構えて楽しめると思います。私は、アートもフォトも大好きなので、至福の時間を過ごしました。
今回のブログでは、岡本太郎記念館への行き方や館内の様子や展示アートの数々を紹介します。岡本太郎記念館がどのようなところか、うかがい知っていただければと思います。
岡本太郎記念館の基本情報
アクセス
最寄り駅は、東京メトロの表参道駅です。A5出口を使い、表参道の交差点とは反対方向に歩きます。プラダ、ヨックモック、フロムファーストビル、コレッツィオーネを経て、5分くらい歩くと、根津美術館のある交差点に来ます。そこを右折しました。
100~200メートルくらい行くと、右に入る小道があります。小道を少し歩くと、右手に岡本太郎記念館があります。表参道の駅からトータルで10分もかからないくらいです。
敷地に入ると、アプローチがあります。突き当りに玄関があります。
私が訪れた日は、「令和の蔵出し」を開催していました。
ちなみに、アプローチの左手に写っているのは、併設カフェです。
開館時間、休館日、観覧料等
開館時間、休館日、観覧料は、下記チケット裏面の情報をご確認ください。アクセスも再度ご確認ください。
岡本太郎記念館の展示エリア
玄関から館に入ってすぐに受付があります。観覧料を支払い、靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。上がった左は、ミュージアムショップです。
上がった正面は、ブロンズ像があります。
ブロンズ像の右の廊下を進むと、右手にサロンがあります。
廊下の突き当たりは、アトリエです。
先ほどのブロンズ像に戻りまして、左にある階段を上がります。
階段は、2階の展示室に続いています。
以下の4枚、展示室を反時計回りに見ています。
1階と2階は、吹抜きになっています。
展示室からブリッジがのびています。
ブリッジから見える左の壁には、岡本太郎先生の歩みが掲げられています。
ブリッジは、展示室2につながっています。
館内の展示室の配置状況は以上です。それでは、個々のアートを観ていきましょう。
企画展「令和の蔵出し」の展示作品
1階エントランスの展示
ブロンズ 1982年
1階サロンの展示
1階アトリエの展示
1階の展示は、サロンも含め、ほぼ常設かと思いますが、以上になります。
2階展示室
前述しましたが、「令和の蔵出し」展ということで、開館から25年、未公開だったものを展示しているそうです。
陶器 制作年不明
油彩 1952年
油彩 1963年
油彩 制作年不明
油彩 1980年
石膏 制作年不明
ドローイング 1982年
モニュメント原型 1989年
2階展示室2
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
絨毯 1969年
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
油彩 制作年不明
庭の展示
玄関から出ると、左手に庭があります。庭にも、たくさんのアートが所狭しと置かれており、鬱蒼と生い茂った草木にも紛れています。
それでは、個々のアートを観ていきましょう。
川崎の生田緑地に岡本太郎美術館があります。高さ30mの母の塔があり、そこのシンボルになっています。
1971年
庭は、先ほどのサロンに面しています。
1980年代後半
1965年
1991年
1959年
樹人(奥)
1968年
河童像(右)
1963年
1988年
1967年
庭のアートの観覧を終えたら、再入館することもできます。私もそのようにしました。
岡本太郎先生の作品を観た後の余韻
所要時間
上述したように、エントランスのほか、4つの展示室(1階サロン、1階アトリエ、2階展示室、2階展示室2)と庭の展示があります。各所10~15分として、ショップでの買い物も含め、所要時間は、1時間から1時間半といったところでしょう。私は、じっくり鑑賞し、魂を込めて撮影しましたので、トータルで4時間くらい長居してしまいました。大満足の一日を過ごしました。
明日の神話
余韻冷めやらぬ中、帰路の渋谷駅で、岡本太郎先生の巨大壁画を眺め入りました。設置から15年が経ち、修復中でしたが、全体を観れました。
以上、岡本太郎先生の爆発するアートが響き続ける一日でした。今度は、川崎の岡本太郎美術館を訪れたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。