この記事のライター
Miko
韓国伝統楽器奏者。
韓国語講師としても活躍中。
ばあさまが咳込むので、検査をしたら、コロナ陽性でした。ちなみに、検査では、鼻に、綿棒というか、長くて細いものを突っ込まれますが、その嫌がり方は幼児のようで滑稽でした。コロナになったとはいえ、咳が出るくらいで、熱はなく、食欲もほどほどあり、物欲、金欲はいっちょまえで、あいかわらず、ちょろんこ、ちょろんこ、動き回る感じです。もうしばらく様子を見ますが、無事に乗り切れそうな感じです。
息抜きに、神保町(じんぼうちょう)をぶらぶらしました。言わずもがなですが、ここは書店街です。
ドライミスト。というか、なごミスト。建築環境工学というか、防火というか、大御所の辻本誠(つじもとまこと)先生が関わった商品です。あまりにすばらしいネーミングなので、わたし的には、全部、なごミストになってしまいます。
神保町は、カフェも多いのですが、今回は、眞踏(まふみ)珈琲店で一休みしました。
間口は狭いのですが、一階はカウンターが奥に伸び、階段と二階は書棚があり、いわゆる、ブックカフェなるところです。今回は、カウンターにしました。10人ちょっとで埋まります。
特筆すべきは、給仕さん。若くて清楚で愛想のいい給仕さんが忙しく立ち振る舞います。次から次に入るゲストのオーダーをさばくのですが、表情には現れないものの、とても楽しそうなのです。ピーチクパーチク謳歌している感じです。対面のカウンターゲストは、お連れと会話に花を咲かせたり、読書を楽しんだり、それぞれの世界に入り込んでいます。
わたし的には、店主のロマンチックなセンスが散りばめられた空間で、BOSEから響くおとなしめのジャズっぽいものをバックに、乙女チックな甘美な時間を過ごすのです。
ティーをいただき、甘いデザートを頬張ります。
ここは、お連れの有り無しに関わらず、男女を問わず、老いも若きも、気兼ねなく入れて、それぞれの時間を思い通りに楽しく過ごせます。ここを目当てだったか、たまたまか、外人さんも多く訪れていました。
今度は、二階で、カレーライスをいただきながら、並べられた書のセンスを見定めたいと思います。
それでは、また。