新宿御苑でみるべき建築6選!
新宿御苑でみるべき建築6選!ということで、①旧御凉亭(台湾閣)、②擬木橋、③旧新宿門衛所、④旧大木戸門衛所、⑤温室、⑥旧洋館御休所を紹介します。
ちなみに、橋は建築ではなく、建造物になります。正確には、建築5選!とすべきところ、まあ、いいことにしましょう。。
いつものように、新宿門から入ります。電車の改札のように、SUICAタッチで入れます。
旧御凉亭(台湾閣)
旧御凉亭は、昭和天皇のご成婚を記念して、台湾在住邦人の有志により建てられたそうです。中国は福建省の建築様式。設計者は森山松之助先生で、築年は昭和2年(1927年)。平成16年(2004年)に、東京都選定歴史的建造物に選定されました。
まずは、藤棚から眺める台湾閣です。
日本庭園にあります。
軒の反り、漆喰の燕尾、瓦の色に注目!
日本庭園を一望します。
濡縁の手すり、欄間の装飾、格組鏡天井、床の敷瓦に注目!
車寄の柱礎石に注目!
「於物魚躍」
擬木橋
新宿御苑の南東部の下の池にかかっています。明治33年(1900年)のパリ万博で展示されていたものを輸入し、明治38年(1905年)に建設したそうです。
所用があったため、新宿門に戻り、再入場券をもらい、御苑から外に出ました。
旧新宿門衛所
所用が終わり、再度、新宿門に来ましたが、御苑には入らず、散策路を大木戸門に向かいます。途中、旧新宿門衛所があります。昭和2年(1927年)に建てられたそうです。
旧大木戸門衛所
散策路をさらに進み、大木戸門まで来ると、その右手に旧大木戸門衛所があります。こちらも、昭和2年(1927年)に建てられたそうです。
温室
大木戸門から御苑に再入場しました。新宿門の方に行くと、温室があります。設計者は日本設計、施工者は戸田建設。平成23年(2011年)に完成。建築面積は2,497.75㎡、延床面積は2,740.41㎡。ペアガラスの採用、地中熱の利用、屋根面開閉機構による自然換気の導入が売りのようです。
旧洋館御休所
温室の隣にあります。天皇や皇族方の休憩所として、明治29年(1896年)に建てられたそうです。洋風木造建築。平成13年(2001年)に重要文化財に指定されました。
新宿門から出て、帰路に就きました。
今回は以上となります。いかがでしたか。今回の記事が、少しでもみなさまの参考になりましたら、幸いです。
それでは、また別記事でお会いしましょう。